トミーログ

飲食で働く男の日常

コンセプトのずれ

昨日よく利用する、晩杯屋という激安立ち飲み屋に行きました。

http://active-source.co.jp/

 

立ち飲みですが、ドリンクが安いのは250円、

つまみも100円台、高くても300円ぐらいのめちゃくちゃ安いお店です。

仕事帰りの途中にあったら、週3ぐらいで行きそう笑

 

最近、立ち飲みの雰囲気が好きで良く行くのですが、

昨日行った晩杯屋は、これまで行った飲食店でワースト3に入るぐらい、衝撃でした…

 

何故か立ち飲みではなく、座敷タイプ。

メニューは立ち飲みと一緒。

 

18時ちょっとぐらいに行って混雑度は4割ほど、ドリンクが15分ぐらい出ない。

 

カウンター上にも洗い物が溜まりすぎて、案内できない、

週末なのでそこから混み始め、あちこちで催促やら舌打ちやら、アルバイトらしき子が一生懸命対応していました。

自分も同じ業界で働いているので、

途中から崩壊っぷりを、可哀想すぎて見てられなかったです…

 

そもそも、元のコンセプトは

気軽に一杯目が飲める店、

値段を良い意味で裏切るクオリティで、

提供スピードにこだわる、

 

こんな感じだったはずです。

立ち飲みで、スピード提供で回転数を上げて収益を高める業態、

 

なのに、座り席でしかも座敷の靴を脱ぐタイプ、提供スピードが無くなりました、

 

そして客単価が低い業態は、言い方が悪いですが客質が悪くなります。

そういう客ばかりなので、普通の人は行かなくなる、似たような人ばかり集まる。

 

スタッフも、客側にとっても良いことない、そんな感じがしました。

 

コンセプトがずれると、こういう影響あるんだな、と勉強になった夜でした。

 

いやー、それにしても働いているスタッフが可哀想だった…

(晩杯屋はそれでも大好きですよ)