トミーログ

飲食で働く男の日常

未来食堂①

小林せかいさん著書

 

 



 

神保町にある定食屋、「未来食堂」

店主である、小林せかいさんが一人で回している小さな定食屋。

 

メニューは日替わり一種のみ、着席3秒で料理が提供される。

「ただめし」「まかない」「さしいれ」「あつらえ」などユニークで超合理的な仕組みを考え、

「日経WOMAN」ウーマン・オブ・ザ・イヤー2017受賞。

(巻末紹介文より)

 

読むのは2回目ですが、めちゃくちゃ面白いです。自分はずっと飲食にいるので、業界の「当たり前」を疑い、変革するところがワクワクします。

 

・せかいさんが、修行時代にいろいろなお店で「無給でいいから、修行させてくだい」とお願いするも「3ヶ月や1年そこらでは使い物にならない」と断られたことより。

「やる気のある若者が1年働いて使い物にならないなんて、根本的に仕組みが間違っている」

「3ヶ月どころか1ヶ月、1週間、1日、いやいや1時間に満たなくても絶対に役に立てることはあるはずだ」

そこから50分を1つの単位とした「まかない」制度が生まれる。

 

「自分がやりたいこと」を深掘りする

あなたが始めたいと思っているその取り組みを、なぜ他でもない〝あなた〟がやらないといけないのでしょうか?

あなたがこの世の中に軋むように感じる「違和感」をヒントに、皆が理解できるレベルまで落とし込み、そのイメージを描いていけば、必ずそれはあなただけの、あなたにしかできない取り組みになるはずです。

 

今できなくても、頑張りで結果は変わる

「頑張ってもいないのにてきないと嘆くのは甘い」

せかいさんは、1年半で飲食店を6業種回ったり、何百冊という料理本を読むことで実力をつけてきた。

「ここまでやれば悔いはない」というところまで自分が鍛錬できれば、後悔なくチャレンジできることでしょう。本当にそこまでやりきって、腹の据わった目をしている人は、あまりいません。

 

 

…内容が濃すぎるのでまた続きは明日